一枚の葉書から
帰宅すると、昔勤務していた会社に
同期入社した友人から年賀状が届いていた。
採用人数の少ない年だったので、
関西のラボに2人
東京の本社、というか日本支社に
同期で入社したのは4人だけで
帰国子女で語学な堪能な彼女は秘書室に配属され
当時のアメリカ人の社長秘書になり
私と、もうひとり、桑沢デザイン出身の友人が商品開発部で
主に新製品の開発や、担当するブランドラインの広告宣伝に関する業務を担い
もうひとりが電算室に配属になった。
結局、彼女だけがずっと会社に残って仕事を続け
同じ部署にいたデザイナーの友人は
ポーランド人と結婚してワルシャワに行き
もうひとりは明治初頭創業の老舗鰻店に嫁いだ。
彼女はバレエが趣味という共通点もあって
ずっと年賀状でのやり取りは続けていたのだが
昨年は彼女が喪中で年賀状のやり取りはなかった。
が、今年戴いた年賀状によると
一昨年会社を辞めて、
一生に一度、好きなことに時間を使おうと
昨年夏から海外の神学校で学んでいるという。
ミッション系の学校で学び
当時から浮ついたところの全く無い
清らかで穏やかな存在だった
彼女らしい選択だなと思った。
「卒業する時は50歳!人生はなかなかおもしろい。」
と、結んであって
そんな彼女に心の中でエールを送ると共に
とても清々しい余韻を
その一枚の葉書から戴いた。
そう、人生はなかなかおもしろい。
「こうあるべき」や「自分が知っているつもりの自分」に囚われなければ
未来はいつだって未知数で
人生を面白くするのは自分自身。
私もやはり、人生の最後の瞬間まで
些細なことにもワクワクしながら生きていたいと思う。

Comments
はじめまして☆東欧は建物も美しくて神秘的だそうですね…(*^ω^)
Posted by: nsdap | January 08, 2011 at 11:01