第10期から始めた講座、今日からは第11期の1回目。
であるが、私の方のメモは便宜上このまま連番で(^^;)ゞ
今日のテーマは
【感じる(身体を感覚する)】
10期の初回にもボディワークについての御説明があったが
今回は方法論的な観点からの解説をして頂く。
身体に対する働きかけ・・・広義のボディワークの中で
手技系・リハビリ系・そしてその中間的なところに位置する
狭義のボディワークと
大きく分類しながら御説明頂き
その中でクライアントないし患者さん、
つまり施術を受ける人が
どのようにそれに関わるかという面で
受動的(受身的)・能動的(参加的)ということについて
判りやすく解説して下さった。
ちなみに前者は客体的参加
後者は主体的参加という呼び方もするそうだ。
確かに私がこれまで経験したり、学んだりしているボディワークも
筋膜のリリースというどちらかというと受身的で手技的な要素もあれば
その中でもリリースに合わせて、
指示された動きや呼吸を行うといった形で能動的な関わり方をすることもあるし
歩行や立ち方の練習や、気付きのためのエクササイズといった
能動的な訓練という要素もあった。
フェルデンクライスはどちらかというと訓練が中心ではあるが
同じフェルデンクライスの中でもFIはATMに比べて
(その働きかけはとても穏やかではあるが)手技的な要素もあったかな
などと思い出してみたり。
その働きかけの手段は
手技であったり、気付きのヒントとしての言葉がけや、エクササイズであったり
その比率もいろいろなのだと思うが
先生の仰っていた
「ボディワークは自分の身体に対する自己教育
手技やセッションはそのお手伝いをするもの」
これは施術する立場ももちろんだが
クライアントとしても
まず最初にきちんと認識しなければならない大事なことだと思う。
引き続いて、
それでは能動的(参加的)とはどういうことかということについて
以下のような解説があった
【身体感覚】
・動かす感じ
・圧や牽引(伸展)の感じ
↓
感覚していく
【身体運動】
動く・動作する
感覚に関して言えば
例えば、私が受けたワークの場合は
毎回リポートという形で
その日のセッションで感じたことをかなり詳細にまとめるということもしたし
また、セッション中にも施術前と施術後の感覚の相違などについて
問いかけられることもあったり
(FIは特にその面が強かった)
様々な形で身体感覚に対して意識を持つ機会が多々あった。
そして、そこで得た感覚の捉え方や気付きは
ワークが一段落した後にも
自分の身体の状態を捉える上で
大きく役立っていると思う。
また、今日はクライアントとしてでなく
ボディワーカーとしてのセッション中の
自己リラグゼーション法についても学ばせて頂く事ができた。
それは「受動的注意集中」
・五感を保つ
・呼吸に留意(そのままの呼吸に注意を向ける)
リラックスしようとして、突然の深呼吸などはいけないそうだ。
深呼吸も長く続ければリラグゼーションになるが
深呼吸のし始めは、それはそれで緊張するのだそうだ(ナルホド)
・身体感覚に留意(部位は何処でも良い。但し大きな範囲で)
狭い(小さい)範囲に注意を向けると、能動的注意集中になり
これも緊張を生じさせるそう。(ナルホド×2)
実技のほうは、まずはペアを組んでの筋膜の触察法のおさらい。
1分間程度の時間でペアになった方の筋膜に触れ
その模様を絵にするというもの。
これがやはり難しい^^;
凹凸や皺のような模様が感じられるような気もするが
もしかしてこれは血管の感触?などと迷いが出たり
それを更に視覚的なイメージに置き換えるとなると
うううむ・・・と唸ってしまう^^;
で、余り手間取っていると
その接触だけでも微妙に筋膜がリリースされて
さっきあったはずの模様が無い( ̄□ ̄;)!!あれっ?なんてことも;;;
これは2週間に一度くらいは練習して下さいね・・と先生
う、耳が痛い^^;練習してませんでした。反省;;;
それから、筋膜が全身に繋がっているということを
感覚で捉える練習として
ペアになって、受け手の方が仰向けに寝た状態で
まずは腸骨稜の辺りに指を置き筋膜にコンタクトしたら
受け手の方に脚を組むように重ねて貰ったり
ポイントするようにつま先を伸ばして貰って
その動作によって、触れている箇所の筋膜に
どういう変化が感じられるかということを
触れるほう、触れられるほう双方でそれぞれに感じ取る練習。
その次は腸骨稜よりもっと遠く、
鎖骨の近くにコンタクトして
同様の動きを行って貰って感じ取る練習をした。
また、ボディワーカーとしてのセッション中の
自己リラグゼーションに関連してだと思うが
働きかける側が遭えて肩や腕を緊張させて
胸の辺りに触れた場合と
それと比較するために、リラックスした状態で
同じ箇所に触れるということをした。
受けて側の感覚としては
最初の、遭えて緊張した状態で触れられた時は
何だか圧迫感があって不安な感じで
リリースされるどころじゃないって感じだったし^^;
逆に、リラックスした状態で触れられた時は
軽く手を置かれているだけでも
穏やかにリリースされるような感覚があって
こんなに違うものなんだ(@@)と実感として感じたし
また、働きかける側としては
最初のガチガチに緊張させた状態では
手に伝わってくる感覚も鈍くて
筋膜に拒否されているみたいに感じ、
リラックスして触れると
指が馴染む感じが前者とは全く違って
受けて側の方の身体の状態が手に伝わる感じもはっきりしてくる。
施術するほうのリラグゼーションが大事な訳が
実感として感じられた貴重な体験だった。
それから、もうひとつとても面白い体験をした。
「思考作用の触察法」というもので
思考をすると脳への血流量がどのように変化するかということを
ペアになった方の頚動脈の辺りに触れながら感じ取るというもので
まずは受け手が極力思考しないリラックスした状態での脈を感じ取り
その次に、例えば100から7ずつ引き算していくとか
1000から13ずつ引き算していくとか
思わず「う~~~ん」と考えるような状況を作って
その脈の変化を見る。
簡単な計算では余り感じ取れなかったが
ややこしくなるにつれ
脈が早く強くなるのが面白いほど感じられた。
で、「お~、早くなる、早くなる・・・(暫くして)あれ?ちょっとペースダウン?
感触が判らなくなってきたかな?」
なんて思ったら
「途中で計算が判らなくなって思考放棄しました^^;」なんてペアのTさん
ナルホド(爆)
しかし、思考してるかしてないか・・・わかるものなんだなあ^^;
例えば、施術中に「(身体の感覚を)感じてください」と言われて
実際に感じているか、感じていないかが
こういうところからも判断できちゃったりするんだ(^▽^;)
もっとも、先生方のレベルになると
触れるまでも無くお判りのようで^^;
・・・というのも、私が受け手になっている時
100から7を引いて行くという作業?がわりとあっさり終了していまい
あ、終わっちゃった^^;なんて思いつつ
そのまま触れられている感覚を感じ取る
リラックスモードに自動的に入ってしまって
思考していない状態になっていたのだが
それをご覧になっていたM Saito先生が
「YAKOさんはもう(計算が)終わっちゃってるみたいですよ。」
なんて仰っていて
「あ^^;遠くから見てるだけで判るんだ」とちょっと驚いた(^^;)ゞ
講座が終了後、新年会があり
飲茶を頂きながらいろいろとお話をすることができた。
講座の中でもちょっと話題が出た現象学のお話や
(M Saito先生が読んでいらっしゃる

メルロ=ポンティ―哲学者は詩人でありうるか?を
ちょっと見せて頂いたりもした。
私のオツムで理解できるか判らないが(^^;)
目次にざっと目を通して、ちょっと面白そうだな・・・と騒ぐ読書の虫^^;
うー、密林さんが呼んでいる^^;)
講習会(上級クラス)のことなど
ボディワーク周辺のいろいろなお話から
ばう犬先生の動物の真似(^▽^;)まで
盛りだくさんでたのしいひとときだった。