Main

February 09, 2011

雪月花

朝、ジョンのご飯の催促で目が覚める。
時計を見ると7時半
こんな時間まで目覚めることなく眠っていたのは久しぶり
ずいぶん静かだと思いながら外を見ると雪が降っていた。
 
積もっている訳ではないけれど
花びらのように舞い降りる雪には
世界を静寂に包む力があるのだろうか。

110209_075301

それでも、大気は思ったより柔らかな肌触り
満ちた潤いにホッとする。
薔薇たちにも外気浴。

110209_080501

110209_080502

柔らかな色合いは窓辺に優しさを運び
深い赤の彩りは芯の通った媚びない強さの美を感じさせ
「サムライ」という名に相応しい佇まい。

花びらに映る月光色も合わせれば
雪月花の窓辺だななどと思う。

110209_080301

少し、バーレッスン。
解放される脇、ホッとする胸
滑るような関節の動き、呼吸の波の広がり
足元の暖かさ
頭頂部に抜けていく涼やかさ
エネルギーの循環
環境と自分とを仕切る皮膚が
小さな心地よいざわめきと共に薄らいで
身体が在るというよりは
ただ、環境も含めた全体があって、動きがある
「私が動かす」のではなく
動きがあってその中に「わたし」がある
そんな、感じ。
 
曇った空の下なのに
どこか、艶やかで眺めの良い朝。

110209_083901

| | Comments (0)

January 26, 2011

State of Grace

光の中で
君が微笑む
甘美な響きを放って

110126_113402

110126_113501

棘にそっと触れる
指先で捉える繊細な感触は
むしろ優しく
内なる鼓動を伝えてくる
溢れる愛をその先端まで漲らせた
君の棘は美しい
真の甘美さは
厳しさの中に咲く

110126_113701

繋がる空と大地の狭間
美の交感
分かち合う余白の時を
ありがとう

110126_161702

110126_161703

110126_170401

| | Comments (0)

January 25, 2011

薔薇のうた

わたしの棘で傷ついたと
わたしに触れた人は泣く
どんなに痛かったかを嘆きながら

花も葉も香りも棘も
すべてがわたし
いのちのままに咲き続ける

あなたが手折ろうとしなければ
あなたが握り締めようとしなければ
わたしの棘は
あなたを傷つけることはありません

あなたがあなたの痛みに向けるくらいの繊細さで
わたしに触れてくれるなら
わたしの棘は
あなたを傷つけることはありません

花も葉も香りも棘も
すべてがわたし
いのちのままに咲き続ける

-----------------------------------

昨夜、薔薇の夢を見た。
夢の中で、薔薇はこんな歌をうたっていた。
不思議な夢、妙に記憶に残る夢。
 
昨日買ってきたジュナの茎が
余りにもつるんとしていて
棘の少ない品種でもあるのだろうし
切花として売るための処理の故でもあるのだろうけれど
たまたま、最近家に届いたUnder the Roseが
惚れ惚れするような立派な棘なので(笑)
人間の勝手で薔薇本来の棘を疎まれて可哀想だな…
痛い痛いと、自分の傷ばかりを嘆く言葉を
黙ってそのまま受け止めて
その繊細な花びらを傷めているみたいだな…
などというイメージが
私の中に浮かんでいたせいだろうか(笑)
 
ちなみに、私はうちの薔薇たちを
切花にして活けるときは
なるべくそのままの姿で咲ききらせてあげたい気がして
棘の処理は一切しない。
だから、私の手は傷だらけになるけれど^^;
棘もまた美
傷もまた薔薇とのコミュニケーション
そんな気がする。

| | Comments (0)

January 24, 2011

Ballet:Lesson Notes #175

【レッスン】
 
自分自身への素直さが増してくるほどに
身体や動きは、それこそ計らいもないうちに
新しい秩序の中での調和を選び取り始めているような
そんな感触を覚える。
私という意識は
とにかく、その邪魔をしないように
ただ、生じてくる動きを後から確認しているみたい。
 
例えば、「股関節を緩めて」という言葉に触れたときも
意識が股関節に向かうことはなく
むしろ自分の中で何か動きを感じるのは
何故か肩関節の解放であったり
顎関節の微かな緩みであったり
体幹をホールドするバランスの変化だったり
意識は直接指示された部位をターゲットにする訳ではないのに
結果的には股関節が解放されていることに
事後的に気付く…というような流れで
自分の中では「どう使おう」というような意識が生じないままに
でも、身体は求められたことを
自身に適用するための翻訳を自動的に行っている
そんな感じが面白い。
 
ポアントは今年に入ってからゲイナーだが
細幅でもバンプ深めの、踵はレギュラーというもの。
たまたま長さの合う細幅が店頭にそれしか在庫が無かったのだが
もう少しバンプが浅めのSleekタイプを選べば
踵もSleekタイプが選べるようだ。
バンプは今の深さでも、立ち切るのに支障は無いけれど
もっと甲が出ていけそうな感じもあり
それには確かに、丁度履き口の引き紐を通す部分が
第2、第3の中足骨に当たって痛いようではあるので
浅めのものを試してみる価値はあるかもしれない。
それと、多分足の長さ自体が変わっている。
普段の靴のジャスト・サイズが23センチだったのが
23.5の方が合うようになってきているので
踵がSleekなら間違いなく半サイズ上のほうが良さそうだ。
 
ソールはExtra Flexでもかなり柔らかく感じるけれど
柔らかさの質が頼りない感じではないし
出過ぎるほど出る甲の足でもないだろうから^^;
もう一段柔らかいのを試してみても
むしろ、もっと繊細に足裏を使うトレーニングにはなるかも。
と、いうことでやはり7.5N/2-221-33というタイプかな。
 
【San Juan Parangaricutiro】
 
先日書いた、「歌の祭り」 に出てきた
サン・ファン・パランガリクティロ関連の画像が掲載されているサイト。
圧倒されるような眺め。
そして人々の崇敬の想いが伝わってくる絵。
 
http://www.artificialowl.net/2009/04/mexican-church-buried-by-lava-san-juan.html
http://www.flickr.com/photos/ilhuicamina/2814282475/
 
 
【私のための薔薇】

たまには、自分自身へ贈る薔薇を
春の優しさを感じるような色で。
ジュナという名前だそうだ。
一言で言うと「つるんころん」とした
癖の無い薔薇だけれど
かなり大輪で存在感はある。
外弁が傷つきやすいみたいだが
そんな繊細さがいじらしく思え
他にクオリティに文句の無い綺麗な薔薇もあったのだけれど
あらあら、ならばうちにいらっしゃい、大切に扱ってあげましょう…的な
母性本能をくすぐられるような気分になってしまったのと(笑)
今日は朝から、何となくピンクに惹かれる日でもあったから。
  
でも、そういう想いは薔薇にも伝わるのか
買ってきたばかりのこの写真の時より
数時間たった今のほうが
ずっとシャキンと活き活きしてきたから不思議なものだ。

110124_181201
 
うちの薔薇たちが咲き始めるまで
一輪でもいいから薔薇を絶やさない贅沢をしてみようかな。

| | Comments (0)

January 22, 2011

花舞

重ねた想いと共に
いつまでも寄り添い続ける
いとおしい花たち
永遠の花舞
110122_121501

花器は、久谷焼作家の村中暁美さん作「花舞」
 

110122_122401

訪れた新たな紅
Under the Rose

| | Comments (0)

December 22, 2010

冬至の薔薇

抗し難い眠気に
半日ジョンと寝て過ごしたオフの日
その眠りの中で
全身が深くまで整えられたのかな…
そして、全身を包み続ける
羽衣のような気感とでもいうのだろうか
その層は内側へも外側へも
広がりを増したかのように。
何かが作用し続けているのを
肌触りとして覚える
そんな印象のまろやかな心持ちのまま
窓辺の薔薇たちと午後を過ごした。

101222_135002

101222_135201
 
寒い時期を乗り越えた白薔薇は
冬麗の光の中で
まるで、全てをさらけ出すかのように
完璧に咲ききっていた。
 
陽光の中で、無防備に全てを開き
爽やかな風に揺れる姿からは
いのちのハミングが聴こえてきそう。

101222_164301

101222_164501
 
そして、夕暮れ時
全てを光の中へ放った薔薇は
安堵したかのように
再び、花冠を閉じた。

| | Comments (0)

December 19, 2010

冬薔薇

101219_125801

101219_130001

101219_160901
サー・フレデリック・アシュトン
 
満ちていく
月のEnergyを湛えた
優美な姿と香り
白い月のように咲く君へ
美しい波動をありがとう

| | Comments (0)

December 03, 2010

薔薇蕾

愛響き
ただひたむきに
咲かんとす
春待月の薔薇蕾

101203_082901

| | Comments (0)

November 29, 2010

小春日和の薔薇

101129_075101

101129_075102

降り注ぐ透明な抱擁が
少しでも長く続き
淡き紫の花びらの震えを
温もりで守ってくれますように
 
君に寄り添う時間
つかの間忘れる冬

| | Comments (0)

November 27, 2010

Lady Labyrinth

昨年の秋に訪れ
年末に最初の花を咲かせたラビリンス
冬が訪れて寂しくなった窓辺と
流れの中で揺さぶられる時間を
その紫の繊細な優しさで
静かに寄り添ってくれた薔薇

101127_161501
  
私自身を
大切なものを
見失わなければ必ず辿り着ける
より開けた眺めと
深まる響きの広がる場所へ
  
手放して広がる空間は
受け入れる空間でも
注いでくるもののための空間でもあることを
教えてくれた薔薇
美しき迷宮
 
日ごと研ぎ澄まされていく冬の中で
今、再び花開く

101127_155401

引き続き、Ludovico Einaudi の最近のアルバム「Nightbook」から
薔薇の名にちなんだ曲とタイトルナンバーを。
抑えた響きの中にも、力強い推進力のようなものを感じる曲。


Nightbook

| | Comments (0)

< 最後 « これより前10ä»¶ | 全件